こんにちは フラワーデザイナーのビシバシです。
私たちの会社では、毎年数名が海外のトレンドを見て学んで吸収する海外研修があります。
コロナ禍でまだまだ海外への渡航は難しそうです…。
さて、今回は2019年6月の海外研修の様子を写真とともにお届けします!
私たちはロシア・サンクトペテルブルグにて開催された「サンクトペテルブルグ国際フラワーフェスティバル」にて日本代表である現代アート作家の桑山真弓さんデザイン監修のフラワーフェスティバル装飾チーム「JAPAN ENISHI」に参加しました。その時の模様をご紹介しましょう。
血の上の救世主教会前
歩きやすいようにスニーカーはいてます(;^_^A
チームJAPAN ENISHI
未知の世界へ
”ロ、ロシアで、フラワーデザインの研修???”
最初に聞いた時は「ロシア」と「フラワーデザイン」が結びつかず、思わずびっくりしてしまいました。
なぜなら、私にとってロシアといえば・・・極寒で、暗いイメージ。
さらにロシアに入国するためには、パスポートだけでなくビザが必要で、手続きも複雑ですし、もちろんロシア語は、チンプンカンプン。
未知の世界で、行くまでは不安と期待でドキドキでした
サンクトペテルブルグは芸術と歴史の溢れる美しい街
私たちが訪れたロシア・サンクトペテルブルグの6月は、ちょうど白夜の時期に突入しており、深夜まで明るくて、人々も親切で、街中が夏を楽しむ活気に満ち溢れていました。
サンクトペテルブルクは、世界三大美術館の「エルミタージュ美術館」をはじめとする芸術と世界遺産の宝庫!
写真のように、とても美しい街です。
赤い帆船を見られるのはすごく貴重でLUCKY。
世界中のアーティストが集う!「サンクトペテルブルク国際フラワーフェスティバル」
そんな美しい街、サンクトペテルブルグではロシア建国記念日(6月12日)に国際フラワーフェスティバルが開催されています。
世界中のアーティストがデザインし、花や思い思いのマテリアルで飾りつけをしたプラットフォーム(日本で言うとお祭りの山車のようなもの)に圧倒されます。
ペットボトルでつくられたプラットフォーム
環境問題を提起しています
各チームがデザインし制作したプラットフォームと、テーマにあわせたコスチュームを身にまとい、約10万人の観衆の中、日本でいえば銀座のような大通りをエルミタージュ美術館まで、フラワーパレードします。
大観衆の笑顔があふれていました。
世界中のアーティストに直接会い、お話をしたり、目の前でその技術を見ることができます。
海外のプロが、どんな道具やテクニックを使うかも気になります。
フローリストたちとの交流では、言葉や文化を超えて「フローリストはアーティストとして植物にたずさわっている」のだと改めて感じ、誇らしい気持ちになりました。
海外研修は新しい発見があったり、世界中のフローリストとの出会いや再会があったり、自分の引き出しが増えたり、センスが磨かれたり、数えたらきりがないほどの体験がありました。
1日も早くコロナが終息しますように
パレードの様子は、またご報告します!
お楽しみに~
こちらの記事でも当日の様子が紹介されています。
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