ロハスガーデンズでは、庭の植物だけでなく、手間のかからない観葉植物も、たくさん育てています。
凛とした姿から生命力やエネルギーを感じ、植物があることで自然と安らぐ空間は、お客さまにも大好評。
この空間でのお打合せでは、お客さまはもちろん、私たちも笑顔がこぼれる場所となっています。
物言わぬ植物ですが、一緒に生活をしていると、植物たちが言いたいことがわかることがあります。
「今日も元気かな…」と語りかけると、不思議と植物からのSOSや、いまの体調を感じることができるようになります。
ある日、このところ少し元気がなかった「ゴムの木」の様子を見ていたら、白いポツポツが……ゴムの木の天敵であるコナカイガラムシがいました!
元気のなさそうな植物は、よく見てみると…
・葉っぱが黄色くなってしおれている。
・葉っぱを触るとベタベタしていて、まわりの床などが汚れている。
・葉っぱや、木の幹に変なものがついていたり、コブのようなものができている。
など色々なサインを出して、私たちに助けを求めています。
植物からのSOSを見逃さず、なるべく早く助けてあげたい!
そこで今回は、「病害虫の発生原因と予防方法」について考えてみたいと思います。
観葉植物に病害虫が発生するには、原因があります。
その原因と予防方法について5つのポイントをご紹介します。
① 元気な苗を選ぼう!
病害虫との戦いは、まず「購入時」から始まります。
店頭でまず、注意深く観察すること。
購入する前に、葉っぱがベタベタ汚れていたり、排泄物のようなものが落ちていないか、よく観察しましょう。
② 植物の生命線「水」の、あげすぎ&少なすぎに注意!
土の状態を観察すると、お水をあげるタイミングが分かりやすいです。
この時、受け皿に水が溜まった「まま」であったり、土の上に落葉が残った「まま」だと、病害虫の発生原因となります。
この何気ない「まま」が病害虫発生の元になるので、捨ててあげてくださいね。
③ 1日に数回、霧吹きなどで、葉の裏表に水を吹きかけてあげよう!
植物の種類によっては、葉が乾燥すると、元気がなくなる品種があります。
葉の表だけでなく裏にも水を吹きかけることで、乾燥を防ぐこともできますし、乾燥を好む害虫の予防にもなり、植物たちに笑顔が戻りますよ。
④ 生活環境を整えてあげよう!
植物は私たちにとっては、かわいい子どもみたいなものです。
また、その子どもたちは、私たち人間と同じように、それぞれ個性があります。
日当たりが好きな子もいれば、苦手な子も…
一番適した場所を探してあげましょう。
風通しが良く、ご機嫌で過ごせる環境を整えてあげると、新芽がどんどん増えますよ。
でも、エアコンが直接あたる場所だと、風邪をひいてしまうので避けてあげてくださいね。
⑤ 不運にも、病害虫を発見したら、とにかくいち早く隔離しましょう!
もしかわいい子どもたちに、いたずらをしている病害虫を見つけたら、他の植物に伝染する前に、すぐに置き場所を移しましょう。
小さな虫でも、侮っていると、あっという間に、元気でおいしいそうな植物に移動していきます。
気温の高い初夏から秋でしたら屋外に…
室内の場合は、ほかの植物と一緒にならない空間に隔離して、早めに駆除してあげてくださいね。
観葉植物は、生育条件さえ整えば、一年中元気に育つ、手間のかからない植物です。
毎日、元気でご機嫌な植物の笑顔に会うために。
次回は、観葉植物の天敵の種類や特徴、薬剤について、ご紹介します。
ロハスガーデンズ ローズでした。
インドゴムの木
学名:Ficus elastica
科名 属名: クワ科・フィカス属
原産地: インド・ミャンマー
分類:常緑高木
観葉植物のご紹介は、こちらのブログでもご紹介しています。
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